シロアリ話.1-発生

 築50年を越える家に住んでいる。自分よりずっと先輩だ。

 この家に引っ越してきた時、シロアリがたかっていた場所を押入れあたりで見つけた。
 欄間の一部が食われていてそこが巣にされているようだった。
 すぐにスプレーを噴霧した。穴の空いた木部にはコーキングを詰めたりした。
 ほどなくシロアリは姿が見えなくなった。




 「シロアリ」という言葉で一番印象に残ったのは野田元首相が自民のことをそう中傷した時だ。あの無能な豚のことを仮にも「元首相」とどといわなければならないのは国民として苦痛がある。


 あの時、国家に寄生しようとしたくせに、それは今でもそうだが、民主党と朝鮮人の一味が、よくもまあ人のことをそんな風に言えたものだ。
 教育もなく頭もない無能で愚かな人間だった。権力欲だけだった。ガスの検針員のバイト風情。それが政治ごっこの権力争いで首相になった。
 「ガスの検針員の何が悪い」
 詐欺師どもはそう言ってオノレの無能を隠したものだ。

 この話で、じっくりとシロアリとこの家でのことを思い出してみてみると、やはり野田はクズはクズらしくお仲間のように、シロアリような害虫のことが実によくわかっていたのだなと思う。
 最初聞いたときは例えとしてあまりに奇妙で違和感があったが、野田ご本人がシロアリ連中とその仲間なのだから、例えができるというのは実に身近なことなのだ。

 こちらはホンモノのシロアリにはなかなか理解できず、対応にあぐねたというのに。(笑)





 納戸に使っている部屋に古くなった敷物を敷くことになった。あまりに寒々とした部屋だったから、古くなって汚れた敷物を移動させた。


 毛足の長いふかふかの敷物でもあれば、せめて納戸以外の使い道が思いつくかもしれないと期待したのだった。
 それから数年して、その敷物をふとめくって下を見ると、シロアリがわんさと湧いていた。床板に無数の穴が空いていてトンネルがいく筋も見えた。器用にわずか紙一重の薄さを残して床板を食い尽くそうとしていたのだった。
 そこに殺虫剤のスプレーを噴霧した。無数の穴に次々にノズルを差し込んでスブレーし、奥へと殺虫剤を噴霧した。
 シロアリは湿気のあるジメジメした日の当たらない場所を好む。納戸の部屋も乱雑だったので、この際、とっちらかったものも整理することにした。
 風通しをよくし、これからは湿気がこもらないよう注意しようと誓った。

 ダンボールの箱でも、じかに木の床に置いておくのはまず禁物だ。そこが湿って陽が当たらないのでとたんにシロアリが絶望的に活動を開始することになる。
 ダンボールの箱を捨て、使わなくなったスポーツバッグなどに荷物を入れ替えた。
 全てのものは何らかの足をつけて床から離して置くようにした。
 ブロックを置いて棚のようにし、そこに物を置くようにした。
 まるで水槽の水の対流を考えるように、部屋の床部分を空気が絶えず流れるよう工夫した。


 納戸の風通しがよくなると、シロアリもみかけなくなった。
 殺虫剤と部屋を乾燥整理することで排除できたように思えた。
 この部屋も納戸などではなく、ちゃんとした部屋にしてやってコーヒーでも飲めるようにしたいが、今もまだ物置のままだ。
 敷物はその時に捨てた。

 敷物は古く汚れてしまっていたから納屋送りにしたのだったが、確かウクライナのものだったと思う。
 無能オバマがウクライナでの乱暴な政治工作をうっかりさせてしまい、ロシアを激怒させ、結局、クリミアがロシアに併合されるよりもずっと前の話だ。


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