14の子と50男の恋愛はアリか?なぜいけないのか

 

14歳の娘と50男の恋愛

 今回の記事タイトル。そんなことを公言した議員がニュースを賑わせたことがあります。 
 このニュース、「旧民主党、立憲」の枝野代表の元秘書だった人が議員になったとか。その発言した内容が物議をかもしたものでした。

 騒ぎになったのはちょっと前のこと。旧民主党の議員が言った。

 「50男でも14の娘と恋仲になることだってあるではないか。それで逮捕されたら堪らない。」と。

 あまりにも馬鹿げた発言ではあるんですが、ネットで見かけた論調がアタシは気になった。
 今、国会では欧米の基準並みに法律を改正して年齢を引き上げ、13歳以上でも性交渉を持てば処罰されるよう改正すべきか、そんな議論をしているそうで、そこでの発言とのことです。
 現在の日本では13歳以下との性交渉は違法ですが、その年齢を引き上げよう、そんな議論がされている。
 ともかく、この枝野の元秘書議員殿、こう主張したそうです。
 「14歳の女子と50歳の男が恋愛することだってある。
  お互い合意の上で、それで逮捕されたらたまったもんではない。」
 なーんて発言したとか。
  これが炎上しましたw。


「あまりにも馬鹿げた発言だ、なんという議員だ。」
「呆れる。」「誰だこの馬鹿は。」「やはり左巻きはこういう連中が多い。」
「キモ過ぎる」などなど・・・。
 
 批判が噴出して連中は火消しに躍起になった。
 これが当初は発言したかどうかは真偽不明とされ、ネットで最初は「捏造された報道だった」なんて言ってウヤムヤになりそうになったのですが、どうやら「発言したのは間違いない」ということになった。
 それで遅ればせながら今、あちこちで改めてこの「問題」について論調が飛び交った。
 ご丁寧に立憲や自称リベラルの思考回路がどうとか、詳細分析しているような記事もありました。
 一刀両断して言語道断だと罵倒しているのもありました。しかし根拠はハッキリ示されなかった。
 この「マズい発言はなかったことにする」という隠蔽体質、旧民主党の捏造体質であると取り上げた記事もありました。
 ネットの記事なので、あくまで飛ばし読みですが・・・www(笑)。


 ただ、こういう批判は当然としても、気になったことがあるのです。
 ちょっと大丈夫かww、と、正直アタシは思った。
 
ちょっと待っていただきたい。
 みんな、「何がいけないか」本当に分かって言ってるのかww(笑)。
  ということw。

何がいけないか分かっているか

 キモいとか、50男の不埒な妄想だとか、政治家が下半身のことばかり熱心だとか、そんな話は「ともかく」としてまずは措いておきましょう。
 いつものダメ野党、立憲、旧民主党の連中のことですからせいぜい叩きまくればいいとは思うけどw。
ただ、これ、いったい何がいけないのか、
   みなさん本当に分かっているのかっ!w。
 これをハッキリ書いている人がほとんどいない気がしてアタシは心配になった。
 「当然のこと」なんて感じでさらっと流していますが、14歳、15歳、16歳・・・別に何歳だっていいけど、「どうして大人と子供が性交渉したら違法にするのか?」という根本問題です。
 どうして?
 その理由が言えますか? 彼らはホントに分かってるのでしょうか?
 このネタに食いついてる連中はその意味が言えるのか? 理由を言えるのか?
  みなさん「識者」の方々ですw。ここぞとばかりに大上段から斬り捨ててはいるけど、基本的なことは避けてわざわざ触れてない気がしないでもない。
 だって、まず最初のこの前提に触れている人をほどんど見ないから。  
「そんなの言わずもがな・・・」
  って、いや、そうじゃないでしょうwww
  それじゃあ、いいから言ってみw。そこ、おい!www(笑)
  ちゃんと物事の前提はハッキリさせないといけません。
 「どうして少年少女と大人との性交渉は違法なのか」
  どうも、ことの本質を分かってない連中が分かったようなフリをして、アホな立憲議員を血祭りにあげてオダをあげているだけではないのか、そんな気がした。
 「言わずもがなのこと」なんてしながら、誰もその「言わずもがな」のことが何か言ってない。
 このネタに食いついたのはいいけど、実は本質的なことを分かってないようにアタシには思えるのです。 


 14歳と50歳の恋愛は本当に成立しない?
お互い合意であれば合法な恋愛として許されるべきでは?
慎重にやればどうか? それが結婚まで考えた真剣なものだったら?
  ・・・(略)色々と反論は考えられるのですが、どう思ってるんでしょう、みんな。
 もしかして、みんな分かったような顔をしているけど、実は分かってないんじゃないか?
 理性ある論客を演じたい、正論の側にいたいというだけで実はまるで分かってないんじゃないか。
 それがアタシの疑念です。
 というか、確信ですが(笑)。
 

結論、14歳の娘と50男の恋愛の想定が許されない理由

・・・ちょっと前置きが長くなりましたwww(笑)。
 まずは結論から、手っ取り早くこの核心というか、根本的なことを書いときましょう。


 その「言わずもがな」の核心について(笑)。
  • 14歳と50歳の恋愛は成立しない。立場が違うから社会的に成立しない。
  • 15歳でもどうかと言えるぐらい。守るべき子供と守る側の大人の立場は対等ではない。
  • 合意があろうが何だろうがない。恋愛自体が全くあり得ない。
  • 第一の理由は、14歳の判断力、その価値感は50歳よりも劣るからです。
  • もっと基本的なこととしては、「大人は子供を守らないといけない」のであって「守る側」が子供に個人として接触することは許されないから。

 喩えは悪いですが、ズバリの喩えをしましょうw。

 飼育員が動物園のオリに入っていって、猿たちと寝泊りしたり一緒に遊んではいけないということ。
 それと同じことなのです。

 大人は子供の世界に入れない。入ってはいけないものなのです。
 14歳の子供に50歳の大人が個人として接触すること、すなわち何らかの感情をもって接すること自体が許されないことなのです。
 これについては、例えば「声かけ事案発生」なんて話がよく言われます。
 ローカルな連絡網とかアナウンスで「40代と見られる男性に声をかけられる事案が発生しました」なんて、最近はそういう通知をする自治体も多くなりました。
 これを冗談めかして「最近は子供に挨拶するぐらいで大騒ぎ、事件になっちゃう。」なんて言う人もいる(笑)。
  しかし、大真面目に言うなら、そんなことは「あってはならない」のです(笑)。
 大人が子供に挨拶するなんてない。
 これは明白な「事案(事件)」として扱ってもいいぐらいだということです。
  大人(他人)の方から子供に声をかけることはあり得ません。
 大人は子供の世界に立ち入れないからです。不干渉を守らないといけません。
 どうもこういうことがハッキリ分かってないのではないか。
 だから「子供にイタズラをした教師」どころかセクハラまがいの言動はともかく、実は恋愛感情があったとか、果ては教師から生徒へのラブレター、そんな風に悪意が薄まってゆくととたんに曖昧になってしまう。
 そうして挙句、そんな不適切な教師が野放しになって市民の行き場のない怒りの矛先になってしまったりする。これに対しどこまで処分すべきか社会や教育委員会はどうしたらいいか分からない。
 「教師として不適切な態度」とは何か。
 「ひとりの個人として生徒に接すること」です。
 みなさんそこが分かってない。
  今でも教師の中には生徒のプライバシーに配慮しないのがいます。興味本位で家庭環境を知りたがったりするのがいる。それが間違っていると分かれば理解できるはずなのです。
 教師は飼育係です。
 子供を干渉なく育てる責任がある。個人は捨て去らないといけません。
 教師は「飼育員」なんです。
 要は飼育員が飼育員の立場を踏み違えたことになるということです。
 しかし普通の常識や人権意識なんかを当てはめてしまい、教師も一般の大人と同じ立場だ、なんてみんなが勘違いするのがいる。
 だから通常の性犯罪やハラスメント事件と同様の扱いにしてしまう。
 混乱しているのです。
 そして「程度のレベルではないか」なんて、処分が曖昧になってしまう。
 この場合は大人が公園で子供に声をかけたことよりもずっと深刻な事案です。
 教師は子供を守るどころか、「子供の世界」、檻の中に入って仕事をしているからです。
 子供は「教育」という「檻」の中で暮らしいています。
 その檻の中に入って仕事をする飼育員は個人を捨てないといけません。
 そこに個人を持ち込んだ教員は飼育員としてはもう使えない。動物園から排除しないといけないのです。
 もう子供の世界で仕事はさせられないのです。
 別にそれは、「厳罰」でも何でもない。コロナ感染や隔離と同じことです。
ウィルスを持ち込んでしまったような人です。もう動物園には置いておけません。
 そんな話をしてたら、家内が興味深い話をした。 
 プラ次郎こと小泉進次郎がw、大阪かどっかで未成年の出産が多くなっているという報告を受けてこんなコメントしたそうです。 
 「褒められたことではないキリッ」とwww。
  家内は呆れて怒っていた。
  国民に向かってお前は何様だ、よくその言い草が言えたものだ! 、とww。
  これは上の話と同じではありません。
 未成年の出産が違法なものでないのなら、それは「大人が守るべき子供」についての話ではないからです。
 動物園の猿が子供を産んだ、ということ。猿同士で繁殖したというだけです。
18歳、19歳が出産すればそれは見守ってやり、国や社会が手厚く保護をしてやる必要があるはずなのです。

子供を社会が守るということ

 小子化の時代を考えても小泉の話はあまりにもおかしい。
・・・まあ、こうやって聞かれもしないのに政治屋が下半身のことばかり言ってしまうのは別な理由があるとアタシは思っていますが、それはまた別の話w。
   ともかく、「大人が子供を守らなくてどうする」、という話。それが結論です。
  だから「可能性」として14歳と50歳の恋愛があるとか、どうとか、そんな話にはなりようがない。
 「ない」のです。
  よく見渡してみてください。
 この絶対の前提をちゃんとみなが分かってるのでしょうか。
  「もし偶然に出会って惹かれあったら・・」とかw、「男女の自然な感情で結びついたとしたら・・」とか、「14歳だってちゃんと自我もある。まともな恋愛もある」とか、どんな言い訳や正当化をしようとしてもダメなのです。
 「あくまで向こうから誘って来た」なんて言ってもダメww。
  子供を守るべき大人は子供と同じ世界にいない。
 動物園の檻の中に勝手に入って、例えば猿山に入っていって一緒に遊んだり食事を取ったり一緒に寝たりなんて絶対に許されないことです。
 それはとんでもないことなのです。動物をオモチャにすることです。ムツゴロウの醜悪さはみんなよく知っていることでしょうw。
 檻にエサをやりに行く飼育員だって不干渉が原則です。
 ましてや、大人というだけで教師じゃなければ飼育員でもありません。
 許されることではありません。それは動物園の客が猿山に入ってしまうようなことなのです。
 見守っているだけのはずの客が猿山に入ってしまったら事件です。 
 そんな風にして社会と大人たち、我々は子供を守らねばならないのです。
 彼らに干渉することになれば大人になってどんな歪みになってしまうか分かりません。社会が子供を守っていることにはならない。
 だいたい、だから親というものがいるのです。
親からは子供は干渉を受けます。受け継ぐものはいくらでもある。
  見渡せば教師が個人的感情を子供に持つことがありますが誤りです。品物のように感情を消して接しないといけません。
 周囲の大人たちは猿山の猿に触れてはいけません。接触するなどとんでもない。
 できることは動物園の運営を考えたり環境整備を考えてやるぐらいです。
  この件、ネットの主張をよく見てくれるといい。
 賭けてもいいですが、意外と分かってないのが多いはずです。
 それこそアタシは心配です。堪らない。 
おそまつ
 アタシは大真面目です。
 だいたいこういうことを徹底させようとすることこそ「リベラル」というのです。 
 「リベラルな議員ほど年齢の引き上げを疑問視する傾向がある」なーーんて、そんな論評すらありましたがどうしようもない話です。本質が分かってないだけではないか。
 いや、いつでも大真面目なんだアタシはwww。なかなか本気にされないというだけw。
 じゃあ冗談や草なんか生やさなきゃいい、そんな風に思われそうだけど、そうすると杓子定規に見えることがある。
 偉そうに見えても困る。
 だから冗談なんか入れたりせざるを得ない。
 少しは毒気を薄めないといけない。つまらない話と避けられてしまっても意味がない。
 このサイト、広告でも眺めながら、休み休み、穏やかな気分でゆっくり考えていただきたいと思っています。
 あせいちょうごりがとうございました

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